佳矢乃のキノミキノママ日記

「じゃあ俺たちも絵だってこと?」

2017年11月8日


お芝居観劇も大好きでして、

最近はあまり見に行けてないんですが、
この劇団だけは毎年必ずチケット取って観に行くようにしています

ヨーロッパ企画

今年の舞台
「出てこようとしているトロンプルイユ」

わかってはいたけど・・・今回も最高でした!

いえ、毎年、最高なんです。

練りに練られた脚本に、面白おかしい会話の応酬。
爆笑に次ぐ爆笑・・かと思えば、
うーーむ!!と唸ってしまうほどの見事な展開。
いつもこうなんです。

今回も、
「やられたわあ・・・。」でした。
もちろん、良い意味で。


だまし絵・トロンプルイユをモチーフに、
1900年前半頃のパリの画家たちや周辺の人が登場。

で、ですよ。

面白かったのが、
この脚本家の上田さん、
絶対いろいろわかってはる方だ・・と思うんですけど、


----ここから少しネタバレになるので薄グレー色にします(笑)----------



劇中に、
アセンションベルトなるものを装着した高次元存在のハイパーな人が突然出てきて、
(それだけで笑えてくる)

しっちゃかめっちゃか大騒ぎしているパリの画家や住民たちに、
こんな一言を言い放つんです。

「君たちのような低次元の人間たちにはわかるまい。」

(ここで観客ドカーンです、笑)

パリの人たち:
「なんだか上から目線で腹たつなー!」
「低次元って、なにそれって感じ〜。」
「もっとわかりやすく教えろよ〜!」


高次元ハイパー人間:
「いやいや、高次元レベルのものは、、
 君たちには、こうこう説明しても・・・
 (途中、音が砂嵐になって何を言っているかわからない)
 ほら、説明しても無駄なんだ。」

・・・とか。(笑)

で、
腰に巻いているアセンションベルト(ってだけで面白すぎる)を、
パリの画家の一人にシレッと外され、
高次元の空間にポイっと放り捨てられ・・、
ハイパー人間、
ハイパーなくせに、高次元に帰れなくなるっていう。(笑)


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加えて、
だまし絵トロンプルイユを、
おそらくホログラム的に捉えて言っている台詞もふんだんにあって、
(ホログラムなんて台詞は一言もないけど)

「え?
 じゃあ、俺たちも絵(ホログラム)だってこと?」

と、住民たちが混乱していくシーンもある。

それが何度となく、
フィルムのように繰り返されて、

「これ、なに?デジャブ?
 なんだか嫌な気分なんだけどっ!!」

とますます爆笑混乱に巻き込まれていく。


これ、まだ地方公演とか残っているみたいですし、
当日券とかも出ているのかなあ・・。

いろいろアセンションだとか、ホログラムだとか、
頭で理解しているつもりでも、

結局のところ、
登場人物の一人、娼婦さんが放つ一言、

「そんなことどうでもいいから、
 今を、楽しく生きようよ!!」

・・に尽きる、
そんな素敵で爆笑必須の清々しいお芝居です。
(回し者か?いえ、違います)

よろしければ、ぜひ。

  1. 2017/11/09(木) 13:39:25|
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