佳矢乃のキノミキノママ日記

映画2本

2017年3月1日


2月後半、映画を2本観ました。

個人的に、ちょっと2月はいろいろありましたが、

波が立つようなことは、
波が立たないと気づかないことで、
波が立ってくれたお陰で、
水中深くに澱んでいた気持ちの癖(汚れ)が露わになって、
逃げずに掃除しようと覚悟を決められる。
やっぱり波が立ってくれて「良かった」と思える。

どんな自分でも、それでいいんだよ、という赦し。
自分を赦す(許す)ことからすべてが始まること。
そしてリラックスして安心して、また笑える。

ふざけてやるぞ、と思える。(え?)


そんなことを毎日考えていた最中に観たもんで、
よりグッときたんだろうなあと思います。
とてもとても良かったのでご紹介。

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まず1本目。
このブログも読んでくれているお友達Yちゃんがメールで教えてくれました。
Yちゃん、ありがとう!
大阪や京都にまでは観に行く時間が取れなかったので、
今回はオンライン視聴を選びました。

「シーモアさんと、大人のための人生入門」

イーサン・ホークが監督。
彼が出演している三部作「ビフォア」シリーズもかなり好きなんですが、
その彼の監督作品だなんて知ると、
そりゃもう観ないわけにはいかないです。ふふ。

ピアニスト・シーモアさんを追いかけるドキュメンタリー映画ですが、
ピアノを弾かれる方も、触ったことがない方も、
音楽に関わりのない方も、観れば響くものがあるような気がします。

以下、若干のネタバレになるので、
観たくない方はスルーしてくださいね。
(って言いつつ、画像たくさんあげちゃうことお許しください。)

シーモアさんの経験、語る言葉、眼差し、
すべてを記憶に留めておきたいと思うほどでしたが、
中でも、このシーン。

「本当にそうです!!シーモアさん!!」と思わず声を出したくらい。ペタリ。

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「私も、そう信じてます!!シーモアさん!!」←わかったから。

タイムリーなことに、
これを観る直前に某女優さんがワイドショーを賑わせていました。
気持ち追い詰めれらたかもしれない彼女のことを、
偉そうに否定することなんてできないなあ・・と今の自分は思いますが、
(正直言うと、
 一瞬やっぱり「宗教」と呼ばれるソレの癖のようなものに怒りを覚えたりもしたけど。)

誰しもが持つ心の隙間をつくもの、
意図せず、不意にやってくるもの、
だいたいが「あなたには力がないよ。」と思わされるもの、
それらが多すぎるのは事実で・・、

でも違うんだよ。
あなたに力がないんじゃないんだよ。
逆だよ。

と、

シーモアさんが言う「霊的源泉」が教えてくれる時が誰にでもあって。

うん、あるの、ほんとに・・。

(霊的源泉=ワンネス、ソース、神、いろいろな呼び方がありますね。)

またおかしなこと言ってるよーくらいに思っていただいていいんですけど、

特別な何かじゃなくて、
それが普通なんだよ、
と思えることが、
当たり前な世の中になるといいなあ、とぼんやり思う自分がいますです。

イーサン・ホークのある場面での呟きも、
とてもとても、素敵な、良いシーンでした。
オススメ映画です。

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力が入りすぎて長くなりました。笑
はい次、2本目は、

「この世界の片隅に」

地元の劇場では上映が2月頭から始まりました。
まだ観れると思います。
これは、もう感想なんて何を言っても陳腐なものになりそうです。

ただ、メンタルが弱っている時は観ない方がいいかもしれません。
受け取り方が全然違ってしまうかもしれませんし、
ある程度、心が元気な時でないと受け止めきれないものが大きい気がします。
私は2月がアレコレああでしたもんで、
ちょっと「観るタイミング間違えちゃったかな。」でした。苦笑

いや・・逆なのかなあ・・。
心が元気な時は、スルーしてしまったかもしれないのか・・。
と思うと、
タイミング間違えたどころか、やっぱり「その時で良かった」のかな。

見直すのは少し勇気がいる映画ですが、また見直したい映画です。

これ観ながら、生前の自分の祖母のことを思い出していました。
大正2年生まれ、
学校行かずに10歳で奉公に出て働いた女の子。
奉公先の若い書生さんに淡い恋をしながらも、
それは絶対に実ることのない憧れだけで終わることもわかっていて。
そのまま地元に戻り、顔も見たことのない人と結婚して、
しばらくして戦争がやってきて、
私の叔母たちや父を産んで、その幼児たちを連れて防空壕に逃げて、
体が弱く寝込みがちな旦那さんの代わりに毎日畑仕事をして、

「苦労を話せば、いくらでも出てくる。」

そんな風に、祖母が私に話して聞かせてくれる話は、
いつも愚痴や怒りが込められていて。

良いこともあったかもしれない、けど、
そんな話は出て来ない。

思い出して、孫に聞かせるのは怒りの籠った話ばかり。

小さい私は、聞きながらもどこか遠い国の架空の話にしか聞こえなくて、
祖母の怒りに全く共感できなかったし、
あの当時の祖母を含む家族の雰囲気の悪さに、
子供心ながらに心底辟易していて、
小学生の時にすでに完全に心のシャッターを閉店ガラガラしてたもんで(言い方)、

実はしばらくずっと、祖母のことも苦手でした。

もちろん優しい一面もあって、
私の方こそ、その「優しい一面」に蓋をしないで、
ちゃんとそこも見てあげることができたら、
あそこまで苦手にならなかったと、今は思えます。
祖母の笑い顔も思い出せるようになりましたし。

祖母も、
間違いなく「生き抜いた」人だったんだなあ。
いろいろ苦労したけど、生きようとした人だったんだなあ。
私だったら耐えられなかっただろう程の境遇で、
よくやってきたよね、おばあちゃん、すごく強いよね。

と思うと、
この映画は他人事のように思えず、そりゃもう言わずもがな、
エンドロール終わってもしばらく立てないくらい涙腺崩壊、大決壊でした。

笑おう、うん。ほんと。

生きるって大げさなことじゃなくて、
ほんの小さな何かを見つけて笑える力だ。うんうん。(自分に言い聞かせてます。)



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  1. 2017/03/01(水) 13:56:38|
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