佳矢乃のキノミキノママ日記

めちゃくちゃ大きいスイッチ

2017年2月22日


神様、
わたくしに、1日あたり36時間程度いただけないでしょうか。

と、先々週あたり本気で思いました。

時間があれば解決するのか、という単純なものでもないですが・・。

自分の傲慢だった部分、
いまだ根深く持っていた恐れ、
1日1日、とにかく怒涛のように気持ちが揺れ動き、
心の奥底の泥沼を這いつくばり、
そこにある原石を見つける作業の繰り返し。

でも、この膿出しが済めば、
また軽くなれることがわかっているので、
潜在意識的には平気なんですよ。

なんですが、
弱った心だと冷静にそう俯瞰できなくなるマジックにもかかります。


先週、そんなマジックにかかった自分は、
あまりにいろいろ煮詰まりすぎて、
半日、全てを放棄するかのようにドライブに行きました。
仕事あるけど、もういいや、と。

最初に山に向かいました。
向かった先はまだ雪がかなり残ってて、
途中から車が動かなくなりました。
無謀すぎました。
なんとかギアを変えて、なんとかUターンし、
方向を変えました。
山や目的地にそっぽを向かれたような、
少し寂しい気分になりましたが、
それは自分の勝手な思い込みです。

(と今の私は言い切れます。)

今度は海に向かいました。
暖かな陽気でした。
前に見つけた素敵な海岸沿いの珈琲屋さんに入りました。
一杯が本当に美味しく、
海釣りをする人を見ながら、
手帳に思いついたことを書いていました。

窓際に座っていて、
手元だと日光が眩しいので、
やや壁に沿いながら書いていました。

ら。

あろうことか、わたくし、
目の前の綺麗な白い壁にシャッとシャープペンシルの芯で、
黒い線を書いてしまったのです。
・・・そう、シャッと・・・シャーペンで。(決してダジャレではない。)

青ざめました。
とても感じのいいお店だったのに、
汚してしまった!どうしよう!
と焦って、
すぐさまシャーペンのお尻についてる小さな消しゴムで消そうとしましたが、
ちょっとこすっただけで益々汚れが広がるのがわかります。
余計汚れが汚くなるだけ。

慌てました。
もう申し訳なくて申し訳なくて、
ちょうど近くにお店の方がいらしたので、すぐに謝りました。
本当にすみません!と。

お店の方は、
きっと本当はすごく迷惑だったでしょうし、
腹が立ったかもしれないのに、
「大丈夫ですよ。
 お店は汚れるものですから。
 それに、また店長が白く塗りつぶします。
 そういう作業が好きなんです。」

とフォローしてくださるんですが、
私はもうそれが本音には聞こえず、
ただただ恐縮するばかりで、
なんとか消せないものだろうか、
と、そればかりで頭がいっぱいになりました。

お店の方があちらに行ってから、
手元にあったお手拭きで拭いてみました。
少し薄くなりました。
グラスの水をつけて拭きましたら更に薄くなりました。
少しずつ少しずつ・・・

完全に真っ白になったわけじゃなかったんですが、
なんとかこれで許してもらえるだろうか・・・と、
半分泣きそうになりながら(心が相当弱っていたんです。)、
レジに行ってもう一度謝りました。

かえって何度も謝るとうっとおしいかもしれないし、
ああ、嫌われたかもなあ・・なんて、
とにかく極端な思考になりかけていました。

お店の方は、いえいえ、本当に大丈夫ですよ。
と笑って済ませてくれましたが。

で、自宅に帰ろうと車に乗った瞬間に、

あ、そうか。

あ、そうか。

と、わたしの心の中にあるスイッチが、
今までにない程の大きなスイッチが突然パチンと切り替わった気がしました。

「いつも、
 失敗しないように、失敗しないように、
 失敗したら嫌われる、
 そう思って生きて来たんだなあ。」

「失敗しても、
 許してもらっていいんだなあ。」

と、本気で思いました。

お恥ずかしい話ですが、
車の中で号泣しました。(あけすけに書きすぎな件)

口では、
失敗してもいいよ、と娘たちに言っていました。
頭では、そんな失敗たいしたことないよ、と思ってきました。

でも、
まだ、口先だけでした。

娘たちが怒られないように、怒られないように、
そう、私の親から怒られないように、
と、私自身がビクビクしていました。

変なところでは度胸があるくせに、
変なところでは、ヘタレです。

今から書く自分の体験は、
別にお涙頂戴で書くわけじゃなく、
もしや誰かの、なにか糸口になるかもしれないなあ、
なったらいいなあ・・と思って書き留めるんですが、

長くなりそうなので、つまらなそうだったらスルーしてくださいね。

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失敗すると、自分という存在自体が丸ごと嫌われる。
と、
子どもの頃に思い込んだんだと思います。

そんなことない、って今の自分なら冷静に思えますが、

子どもは、親の態度から自分の存在価値を計ります。

親が、子どもにとっては全てです。
親から食べさせてもらっている。
親に服を与えられている。
親に住まわさせれ貰っている。
親にお金を出してもらっている。

親がいないと生きていけない。
親から嫌われたら、自分は生きていけない。

事実なので、子どもは必死に親に愛されようとします。

親が、
そのままの素の自分を愛してくれているかどうか、もすぐに見抜きます。

素のままでは愛してくれない、と悟ると、良い子を装います。

(反抗できて、自分の思いの丈を親にぶつけられる子はまだ骨があると思います。
 ぶれずに生きててほしいです。)

親も痛んでいたんです。
そのまた親の態度から、自分の価値を計ってた。
今ならわかります。
親なりの葛藤、そのまた親との確執、親から子へ、子から子へ。
痛んだままの親は、痛んだまま子に接して、
素直な子は、素直に親の態度からいろんなことを察します。

親も理想通りの親になれない自分を許せなくて、イライラして、
また子に当たります。
当たられた子は、親が幸せそうじゃないのは自分のせいだと自分を責めます。

親から子へ、子から子へ。
形を変え、表現方法を変え、受け継がれていく鎖。

「そのままの自分じゃ愛してもらえない。」という鎖。

延々と鎖は断ち切れないまま。

この鎖、呪縛、というか、
親子の負の連鎖に気付いてから、
とにかく私は、
自分の中の「鎖」を断ち切ろうとあらゆる方法を試しました。

少しずつ少しずつ鎖の正体が見え、
正体が見えたら、切る勇気を持って、切るだけ。
娘たちにはもう鎖を引き継ぎたくないから。

そのままで愛されてるんだよ、ということを知ってほしい。

でも、肝心の私がビクビクしたまま。
このビクビクした自分でもいい、
それでもいい、とまずそこも許して、

こんな鎖太くて切れない、と気が遠くなりそうになっても、
あきらめずに少しずつ少しずつ、ジリジリと切るのは辞めない。

そりゃ簡単なのは、
親に認めてもらった!
まるごと受け入れてもらった!
という体験をすれば、
こんな鎖を断ち切るなんて容易くて、すぐ・・なんでしょうが、

でも、それが叶わないんだったら、
望めないんだったら、
せめて、自分が自分を許してあげて、

自分の鎖を緩めるしかないんだよなあ・・・。と、本当にこの繰り返し。

だいぶマシになったなあ、
だいぶノビノビ親の前でも自分が出せるようになったなあ、
と思っていたのに、

ささいな失敗すら自分に許せていなかっただなんて、
ちょっと笑ってしまいます・・。

いいじゃないですか、もう。
許してもらっていいじゃないですか、自分から。


親も自分を許していなかったんだ。
親も劣等感の塊で、
その裏返しとして、
子どもに理想を押し付けて、
できないと気に入らない、を繰り返してただけ。

親も劣等感の塊だったんだ。つらかっただろうな。


私の親が反面教師として私に教えてくれたこと。

ここまで書いたら信じてもらえないかもしれませんが、
今現在の両親と私の会話は、
実に笑いに満ち溢れております。(フォローしても遅いよ)

なぜなら父にも母にも、ある時ふっと、
「つらかっただろうね。」
と、ふと言えたから。

「お父さんも大変だったね。」
「お母さん、つらかったのに耐えてきたんだね、強いね。」

それから彼らの態度が本当に一変しました。
素直に、笑いながら自分の思ったことを話せる家族になれました。

(まだそりゃ少しは喧嘩もしますけど、たはは。)

でもー、
親にそう言えた私って、めちゃくちゃ良い娘だと思いませんか。(え)
いやあ、良い娘だと思うなあ。(こらこら)
大事にしなさいよぉ、こんな良い娘。(調子にのる人)

って、きっと誰もが本当によく頑張ってるんだと思います。
親だろうが、子だろうが。
至らないなんて、ない。
十分すぎるくらいやってる。
なのに、まだこんな自分じゃダメだって駄目出ししてる。

もういいじゃないですか。十分です。
いつも、本当によくやっているんだから、許してあげてくださいな・・。

と真剣に思います。


こんな重苦しい記事、ここまで読んでくださってありがとうございます。

次は軽やかで楽しい記事にしたいです。(え)
だって今日は大阪に行ってきたんですー。
車でー。ドライブ大好きー♡(このテンションの違いよ)
そう、参加させて頂いている
おきあがり小法師展覧会を見てきました!
それ、また明日書けたら書きます。(そっちが先やろ・・)


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