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佳矢乃のキノミキノママ日記

2013年8月18日    BGMは「自転車ショー歌」です。



今まで接してきた大勢の方々の中でも、
特別仲が良かったわけでも、接点が多かったわけでもないのに、
なぜかたまにふっと思い出してしまう方々、というのがいてはります。
そんな中のお一人のことを、
今日また、
近所の国道をロードサイクルで颯爽と走り去る男性を見かけた時に、
ふっと思い出しました。

その方は最初の就職先、神戸のアパレル会社、
そこの営業部の男性です。
先輩というには年が離れてますし、
この場合は上司と言うのが適当なんでしょうけど、
正直「上司」という感じがあまりしない方でした。(こらっ)
なのでここではOさん、と書きます。

就職1年目の自分は、営業事務に配属されて、
全国各地を外回りする営業マンさんたちの、社内仕事を補佐する役割でした。
地域別にチームが別れていて、
女子もどこかに配属されるわけなんですが、
‥‥ホントに記憶力が乏しくて、
私はそのOさんと一緒のチームだったかどうかさえも忘れています‥。(記憶力なさすぎ)
でも、たまにふっと今でも思い出してしまうのは、
ある時、Oさんがおっしゃった一言が大きかったように思います。

1年目、毎日の仕事、ちょっとしたことでも緊張続き。
当時の自分は本当にガチガチな鎧をつけたようなどうしようもない状態で、
「失敗しないように。」と極端に身構えていたような毎日でした。
ある時、
営業補佐の女子の先輩方、私、そしてなぜかOさんが混じって、
みんなで雑談をしていました。

ある小売店さんで販売促進目的のファッションショーをすることになって、
営業女子がモデルになるというちょっとしたイベントが持ち上がってた時です。
その小売店さんがある場所は、神戸から少し離れた山間の都市で、
ちょっとした観光名所だったりもして、美味しいものがわんさかあるのです。

先輩女子が、
「ランチくらい食べる時間ありますよねえ。」
と言いました。

「あるやろ、そりゃー。」
「うわー、何食べようかなー。」
「秋やからイノシシとかも食べれるんちゃうのー?」
「うわ、それええなー。」

そんな話をしてたように思います。
「イマキちゃん(当時こう呼ばれていた。)も初めてのことやもんなあ。
 楽しんでおいでなー。」

Oさんがこう話しかけてくれた時、
私はつい当時の本音が出てしまって、

「はいー、でもなんか緊張してというか、
 楽しむどころか、
 何食べるとか、そんなことも考える余裕が全くない感じですー。」

と言いました。

するとOさんが、
「あれあれ。それはいかんなー。」
と、ゆるい笑顔になって、

「イマキちゃん、仕事やからって別にガチガチに考えんでええねんで。
 ランチくらい、何食べたいかくらい、
 楽しんでおいでーな。
 というか、いつでも、ここで仕事してる時でも、
 そのくらいの余裕で楽しんでみー?」

ほんまにアホみたいなんですけど、
当時の私は、
「仕事中に楽しむ。」なんて概念が一切なくて(どんだけー)、
Oさんのこの言葉は、かなりハッとしたのです。

え?
仕事も楽しんでいいのー?

って感じで。笑

また、
当時一人暮らししてた三宮から、
会社のあるポートアイランドまで自転車通勤していた私は、
Oさんの趣味であるロードサイクルの話とか聞くのも好きで、
たまにそういう話も聞かせてもらったりしました。
どこそこへ走りに行った、とか
(以下、私の心の声。「うわー、楽しそう!」)
筋肉の付き具合、だとか
(「へー、でも私はそこまでは嫌やなー、太ももには肉つけたくないもんなあ。」笑)、

自転車の話をするOさんはめちゃイキイキしてて楽しそうで、
というか、
普段の仕事の姿勢も割とゆるい(感じに私には見えた。笑)方ではあったけど、

あ、そんな風に仕事も楽しんでええんや。

ということを、
ガチガチだった自分に初めて教えてくれた方だったような気がします。

「どんな状況でも、仕事を楽しむ。」
は、
今ではすっかり自分の基本軸になっていますが、
それは確実にOさんのお陰なんだなあ、と思います。
(もちろん仕事以外も。)

今、どうしてはるんやろなー。
どっかロードサイクルで走ってはったりするんかなあー。
と、この辺を颯爽と一人ロードサイクルで走り去る人を見ては、
ちょっとOさんと、その言葉を思い出す時があります。

ということで、
BGMは忌野清志郎の「自転車ショー歌」で。笑(また唐突な)

  1. 2013/08/18(日) 11:00:38|
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