佳矢乃のキノミキノママ日記

2011年3月30日   運命の出会い


昨日の話しです。
娘二人と、とある場所に行き、とあるお店に入りました。
そろそろお昼時、
「おなかすいたー、おなかすいたー。」の二重合唱に押しに押され、
何も考えず目の前にあったお店に入りました。

だいたいこういう外食をする場合、彼女たちの注文するメニューは決まってまして、
今回も例に漏れず、
「ラーメン!!」
「ラーメン!!」と、
二人揃ってハモり注文しました。

「ラーメンー♪
 ラララ、ラーメンラーメーーーーーーンーーー♪」
どれだけ楽しみにしているのか知りませんが、
一人はついに歌い出す始末。

やっとお待ちかねのラーメンがやってきて、
いただきますと言うや否や、食らいつく娘二匹ふたり。

しばらくしてから9歳の長女が、
うっすら遠い目をしながら呟き始めました。

「いやあ‥‥、出会ってしまったなあ‥‥。」

母は考えました。
ん?
出会ったって?
なにが?

不思議に思いましたが、あえて突っ込まず(こんなことが日常茶飯事すぎて、笑)
しばらく放置して無言で食べ続けていたら、またなにやら呟きました。

「いやあ、ついに出会ってしまったなあ‥。
 こんなメンマ、生まれてはじめてぇ(うっとり)。」

‥‥‥‥。

「いやあ、とうとう、うち、出会ってしまったわ。
 今までのメンマは一体なんやったんやろか‥‥。
 ‥‥いやあ、まじで、
 こんな美味しいメンマ、今までほんまになかったわ!」

あまりにずっと、
「いやあ、出会ってしまった。出会ってしまった。」と呟くからか、
隣に座っていた5歳の次女は、
それほどメンマが得意でないのもあって、
お姉ちゃんのどんぶりに、自分のメンマを次から次へと無言で放り込みだしました。笑

「そんなに美味しいの?そのメンマ‥。」

「うんー、
 このメンマを知ってしまったら、うち、今度からどうしたらええんやろ。
 今までのメンマなんか、もう食べられへんわ。」

「そ、そんなに?!」

「うんー、
 これ、知ってしまうっていうのは幸せでもあって、
 不幸でもあるなー。
 今までのものが食べられなくなるんやもんなー。」

「‥‥‥‥。」

運命の出会い。
そう、それは、
一度味わってしまうと、絶対に忘れられなくなる出会い。
9歳の娘に、またひとつ大事なことを教わった母であった。(なにがよ)




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  1. 2011/03/30(水) 15:02:53|
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